只今衣装製作中。
7月1日に行われるパレードで使うもの。
和裁の心得は、大学で1セミスターとった授業のみ。
あとは、本とネットと実物を見ながら作ってる。
洋裁と違って、採寸が簡単なので、作りやすい。
カナダに来てから、いろいろ作る機会が重なり、
何着か作ってる。
最初はいろいろ失敗したけど、たいていの失敗をこなしてきたはずなので、
今では、スムーズに作れるよん。
カナダに来て初めて作った着物は、
ダグラスカレッジのシアタープログラムでのこと。
『ドラキュラ』の舞台に向けて、裏方作業に取り組んでいたところ、
衣装デザイン担当のインストラクターに
「直子は日本人だから、着物作れるでしょ?」と言われて、
安請け合いの二つ返事で引き受けた。
『ドラキュラ』に着物の衣装?
シアター初心者の私には、???だったけど、
言われるがままに、渡された布を使って作った。つるんつるんの縫いづらいやつ。。。。
出来上がった着物は、ヒロインが舞台の上でバスローブ代わりに部屋着として着用。
実は、バスローブのように着物を羽織る演出は、北米でよく見られる。
これは、後になって知ったこと。
こんなかんじで、私の着物制作がスタート。
日系のヤヨイシアターでボランティアをしているので、
そこで、和服関連物を作る機会がけっこうある。
今回作ってて、1点だけ、悩んだことが。
それは、
力布の作り方。(力布は補強のために用いる)
リサーチしても、見つけられなかったので、
遠い昔に作った記憶を呼び起こして、思い出しながら、作成。
だから、次回のために、ここに、作り方を書いておこう。
いわゆる自分へのリマインダー
1.5センチ角の正方形に布をカット
2.三角に折る。このように縫う。
3.糸を引っ張って、縫い縮める。
4.衿肩の部分にこのように配置。仮に縫い留めておく。
5.衿と身頃と力布を合わせて縫う。
6.仕上げはこんなかんじ(しつけがまだとれてないの図)
これで、どうだ。これで、次回作るとき、時間短縮できるわ。