読書キライな私の、本との付き合い方

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昨日、ついに、1冊の本を読み終わった。

森見登美彦氏の『四畳半神話体系』という本です。

最後の辺りぐらいから、(本当に久しぶりに)夢中になって読んだ。

そもそも、私は読書が苦手。

ブログ書いてるくせに、活字読みたくないとか矛盾してると自分でも思う。

私の読書最盛期は、

小学高学年の頃に『赤毛のアン』シリーズを夢中になって読んでいた頃。

その後、『赤毛のアン』と同じ作者のルーシー・モード・モンゴメリの『エミリー』シリーズに手を出したけど、途中で挫折した。

その後、いくつかの小説に挑戦してみたけど、なかなか夢中になるものが見つからず。。。。

決定的だったのが、綿矢りさの『蹴りたい背中』

あれ以来読書に興味がなくなった。

今思えば、手にとった本が全部暗過ぎたのかもしれない。

それ以来、読む本と言えば、有名人が書くエッセイ、自己啓発本、建築関連書くらい。

小説は見向きもしない。読んだ本を敢えて言うなら、国語の教科書くらい。
(日分文教出版)

大人になってからは、『ハリー・ポッター』シリーズが久しぶりのヒット作。

ああ、でも、それも5巻で終わったなあ。だんだん、話が暗くなってきたから、読むのやめたんだった。

カナダに来て、物語本と触れ合う機会が増えた。

カレッジでシアターの勉強をしたから、シェイクスピアとかギリシャ神話とか、

あっちのヨーロッパ系のお話を題材にした宿題がけっこう出た。

でも、面倒なときは、ウィキペディアでちょちょいっと話の概要を調べればよかったのでなんとかなった。

シェイクスピアを原書で読む宿題のときは、まじかんべんしてほしかったーニャンコ の画像

それに関するディスカションにはまったくついていけず。。。奥手なイメージもじもじ のデコメ絵文字のアジア人丸出し。

読書好きの数字 の画像数字 の画像くんと出会ってから、少しづつだけど、小説を読むようになった。

人に流されやすい性格は、私のオハコ(タイトルなし) の画像長所でもあるのさ顔文字 の画像(タイトルなし) の画像

数字 の画像数字 の画像くんの好きな村上春樹の本は、私もおもしろいと思った。

『海辺のカフカ』はわりと夢中になって読んだなあ。

私はファンタジーなら読めるのかもしれない。

春樹氏の文章で読むのやめようかと思う点は、

主人公がかっこよ過ぎなところと、哲学的表現が理解不能なところ。

2年前から数字 の画像数字 の画像くんが好きなのが、森見登美彦の書く小説。

私も半年くらい前から読みはじめた。

彼が書くものは、他とちょっと違う気がする。

全体的にオバカで、敷居が低い感じがする。

ていうか、主人公のダメっぷりのせいで、上から目線。めっちゃ見下ろしてるもん。

森見氏の本の最初は、

どうしようもなくジメジメ・ネクラ・男くさくて貧乏な主人公の描写なので、途中で読むのやめようと思う。

でも、そこをじっと我慢して、読みすすめると、話の展開がとんでもない方に飛んでいくので、どんどん夢中になる。

最後は爽快な気持ちで終わる。貧乏・ネクラいいじゃないか!!楽しけりゃな!!ハッハッハ。こんなかんじ。

昨日読み終わった『四畳半神話大系』もそんなカンジ。

最後は、なんか知らんけど、四畳半が広がる世界を放浪し続ける展開になってしまう。ファンタジーだ。

読書キライなりにも、一応本を読む努力はしているのだ。本読むことは、いいことだと、大人の直感で大体わかっているから。

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