
家族の健康管理って、なかなか大変ですよね。各自の体調に合った食事を提供するのって特に難しいんです。そもそも、家族全員の体調をトラッキングするのも大変だし、好みも違うし。そんな中、私が試してみた、アーユルヴェーダのアプローチが効果的だったんです。
アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダって、インドの健康法で、ちょっと難しそうなイメージありますよね。少なくとも、私は、そう思ってました。でも、食事の側面に絞って考えると、家族の体調管理に応用できるポイントがあるんです。これが結構素敵なんですよ。
アーユルヴェーダでは、体は「風」「火」「地」という3つの要素で成り立っていると言われています。これらのバランスを整えることで、心身が最適な状態に保たれるんです。でも、人によってそのバランスは違うんです。風が強がかったり、火が強かったり。

この3つの要素、「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(地)」にはそれぞれ特徴があるんですよ。
ヴァータ

- ヴァータは、細長い体型で乾燥肌、冷えやすさが特徴です。エネルギーは短期間高まりますが疲労も早いです。
ピッタ

- ピッタは、中程度の体型で敏感肌、熱を帯びやすさがあります。食欲旺盛で消化も良いですが、競争心が強いことも。
カパ

- カパは、丸みのある体型で滑らかな肌、消化が遅く寒さに強い特徴があります。穏やかで忍耐力があります。
アーユルヴェーダと食事管理
では、実際どうやって、家族の健康管理するの?ってことだよね。うちの家族の例でいうと、54くんがヴァータ強め、息子がピッタ強め、娘がカッパ強めなんですね。だから、それぞれが体調崩れているなと感じたら、
例えば、54くんがヴァータ強めなら、以下のようなアプローチが考えられます。
- 温かく湿気を含んだ食事が適しています。スープやシチュー、温かい飲み物が良いでしょう。
- 生姜やクミンなどのスパイスを使った料理が消化を助けます。
- 根菜類や潤いのある食材、柔らかい食べ物を摂ることが良いです。
息子がピッタ強めなら、こんなアプローチが考えられます。
- 冷たい飲み物や食べ物を避け、程よい温かさの食事を摂ることが大切です。
- 甘い味や渋い味、苦い味を摂ることでピッタ要素をバランスさせます。ハチミツやぶどう、グリーンリーフ野菜がおすすめです。
- 辛い味や酸っぱい味は控えめにしましょう。
娘がカッパ強めなら、こちらのアプローチが考えられます。
- 温かくて軽い食事が良いです。蒸し野菜やスープが適しています。
- 乾燥した食品やカリカリした食材は避け、潤いのある食材を摂ることが大切です。
- スパイシーな食事がカッパ要素のバランスを助けます。
それぞれの特徴をみると、あら不思議、好物と合致してるのよね。妙に納得できるわ。