先日、くんが『自炊代行訴訟』のことをブログで書いたら(コレだよ
)
自炊代行訴訟で白熱教室!「ドラッカーを読んだ方がいい『もしドラ』の作者によろしく」
「おもしろい!!わかりやすい!!」という盛大な反響があました
同じブロガーとして、私、嫉妬のような物を感じ、
どうせなら、同じネタを使って、波に乗ってしまおうとイササカせこいことを思いついたので、
今日は、自炊代行訴訟について書きます。
自炊というのは、
買った本を裁断して、一枚一枚スキャンして、データ化して、
パソコンとか携帯で読めるようにすることであります。
しかし、自分でやるのは、すごーく面倒なので、この一連の作業を
専門の業者さんにお願いすることができます。
この、この専門業者さんが『自炊代行』です。
で、今、自炊代行業者さんが、作家先生たちから訴えられているんです。
作家先生たちの言い分として、
「裁断された本は正視に堪えない」(浅田次郎) 54くんのブログからコピペしてきた
ネット界では、浅田先生のこの言葉に対して、
「そんなの感情論だ!!」
「買った本だから、何しようとオレの勝手じゃねえか!!」
などと、ささやかれているようです。
ちょっと待って
たしかに、何しようと勝手なんだけど、ちょっと私の体験談を聞いて
それは、私がカナダにやって来た最初の年、語学学校に通っていた頃のこと、
授業で使う教科書がめちゃくちゃ分重くて、重いカバンを持ち歩くのがすごいイヤだった。
ある日、クラスの韓国人男子が、ナイスアイディアを思いついた。
教科書を3分割すること
こうすれば、授業のスケジュールによっては、
教科書の使わない部分を家に置いて来れる!!持ち運びがラクチンになる
クラスで一斉にこのナイスアイディアを決行した
次の日。。。。
私はあの時の先生の悲しい顔を忘れることができない。
とっても熱心な先生。大切な教科書が無残な姿になったのを見るに耐えなかったよう。
先生、ごめんなさい。と思う気持ちと。
これで、学校の行き帰りがラクになった。という気持ちが交差して、
何だか複雑な気持ちでした。
別に教科書裁断したことで、先生に訴えられる!?なんてことはなかったけど、
先生には、自炊代行業者を訴える作家先生たちの気持ちがわかるのかなあ、
と思ったりしました。
この教科書を裁断する方法
よい子の学生諸君は、決してマネなしように!!
たしかに、例の韓国人クラスメイトのように、クラスの人気者になれると思うけど、
先生への印象、ガタ落ちだから。内申にひびくと思うよ。